大相撲夏場所が始まり、早くも終盤戦を迎えています。横綱・鶴竜関、大関・栃ノ心関、平幕の朝乃山関が優勝争いを繰り広げています。そんな中、怪我で途中休場する力士も多く中でも今場所大関に昇進したばかりの貴景勝関の休場は大きな話題となりました。1月に稀勢の里関が引退し少し相撲界が沈む中で久しぶりに日本人力士が大関に昇進。貴景勝関はまだ22歳と若手で日本人横綱への期待が高まり、今場所は場所前からかなり注目されていました。序盤は大関らしい相撲を見せてくれていましたが、4日目の御嶽海関との取り組みで普段の押し相撲とは違った四つ相撲で勝った後右ひざを負傷。翌日は靭帯損傷で休場しましたが、8日目にテーピングを巻き再出場。けれどあっけなく負け翌日再休場という事態になりました。貴景勝関は若いけれど冷静で小さい体でも相手を良く見た相撲でこれまで勝ち上がってきた印象があります。なので、今回怪我をした時も先を見据えて今場所は休場するものと思っていました。ところが、再出場・再休場という意外な展開となり少し驚いています。何人もの力士が怪我を押して出場し無理をして本来の力を発揮できないというパターンを見てきたので二の舞にならないよう判断してもらいたいです。本人が一番苦しいとは思いますが焦らず我慢も必要だということを知らされた出来事でした。

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